そして時間になり一同会場となる五重塔地下ホールに移動となった.ここでコンテストが行われるのは昨年に続いて2回目である.ステージを正面に見て左手に我々参加者が,正面に審査員そしてその後ろと右手が一般に観客となる.見渡したところかなりのお客さんが入っていた.
実行委員長(南観光社長のNさん)のあいさつに続き,いよいよパフォーマンスの開始となる.ことしも”あいうえお”順に1グループ6人ずつの登壇だ.第2グループには昨年も参加されていたOZEさんが登場し自前の洋装土方でのパフォーマンスを披露していた.しかし,なんといっても今年もっとも濃厚だったのが第3グループである(笑). |
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ここには3度目のダースベイダーネタでの登場となるエルサブ,昨年の斎藤一役のへこみ隊長,盟友コシゾウさんの門弟のK君,さらには松原忠治希望で昨年の観柳斎役で活躍された大阪組の松チュウさんという選りすぐりのキャラがてんこ盛りだったからだ.控え席から彼らの強烈なパフォーマンスを堪能させていただいたビザンチン皇帝でした. |
磨きがかかったエルサブのダースベイダー(写真munnさん) |
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へこみ隊長(写真munnさん) |
宇都宮のK君(写真munnさん) |
松チュウさん(写真munnさん) |
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続く第4グループには函館からやってきた男性が登場,当初はオーソドックスなダンダラ装束から洋装土方にチェンジするというパフォーマンスを披露した(しかも音楽付で 笑).彼が最近私のブログにも来てくれるようになったおねむり快男児!!さんであった.自分もいろんなネタをやったけど,わずか1分にこれだけのネタを凝縮したのは凄いなと感心したのだった. |
おねむり快男児!!さんの演技(写真munnさん) |
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第5グループには私がこのお祭りにまだ参加していなかった時代(第6回)に局長役をされたたけぞうさんがいた.そして第6グループ,いよいよビザンチン皇帝のグループである.
この組の先頭を切るのは去年もお世話になった大阪組の副チョウさん,彼もまた自前洋装で土方歳三への思いを熱く語っていた.続く32番は2年続けて永倉役の岡山のHさん,今年は土方洋装で現在進行形の岡山新撰組準備会のPRであった.そして33番満を持して(笑)ビザンチン皇帝の登場である. まずはネタの薬玉(特に深い意味もなく,ただ目立つからという理由でピンクに塗装)をカメラ用の三脚に固定して離れ場所に置く.もちろん電源は控え席から入れっぱなしにしているので,電磁石は作動中である.まずは名前を名乗るところから開始,
「このコンテストには剣に覚えのある方々がたくさんおられますが,妖術の心得のある者はいないはず.来るパレードの際は某の妖術をもって不逞浪士を成敗いたす所存.本日はその一端を御覧に入れる」 |
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とかなんとか言いながら,ポーズをとり,「ハァーッ!」と右手を突き出す.
隠して持っていた赤外線リモコンのスイッチをオフ,
電流を失った電磁石が外れ薬玉が割れる…
ハズが…
割れない!! (´゚д゚`)
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妖術師登場(写真munnさん) |
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ざわつく場内,焦るビザンチン皇帝,このままでは怪しい妖術師どころか,単なるインチキ詐欺師になってしまう(笑).ま,まずい,何とかしなくては…
「高幡不動尊の強い結界ゆえか,妖術が不調に終わりました.来るパレードに向けて,私を選んでいただければよりパワーアップした妖術を御覧に入れます」
と苦し紛れのセリフでパフォーマンスを締めた(これはこれでウケてはいた).
その後もパフォーマンスは続き,無事コンテスト一次審査は終了した. |
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