ビザンチン皇帝の部屋 本文へジャンプ

ホーム

海外旅行記録

国内旅行記録

非日常の世界

日常の世界

幕末・新選組の
小部屋

 ”100”の小部屋

学問の小部屋

ビザンチン帝国
とは

アクセスカウンター
 SINCE 2011年9月25日
       

第13回ひの新選組まつり参戦!!


第2部 鉄コン編

8.市村鉄之助

 隊士コンテストが無事修了し,隊士として参加する者は5月9日のパレード本番まで約10日間それぞれが英気を養う期間となる.一方でコンテストと並行して新たな動きが見られていた.それが市村鉄之助コンテストである.
 市村鉄之助は美濃大垣藩出身で,慶応三年に新選組に入隊,以後土方歳三付けの隊士として鳥羽伏見の戦い,甲州勝沼の戦いに従軍,その後も土方に従って蝦夷地にわたり,五稜郭陥落の直前に土方の命により彼の遺品を持って戦線を離脱,数か月後に日野の佐藤彦五郎のもとにたどり着いた.ひの新選組まつりでも毎年登場する役柄であるが,近年は出会った人々枠となっている.一部(特に女性)に非常に人気の高い隊士であるためか,近年は応募者が増え,今年は特に希望者が多かったようである.前項で述べたように当初は今年も恋人コンテスト(お琴さんを選ぶコンテスト)が予定されていたのであるが,応募者が少ないことから中止となってしまった.そこでお祭りを盛り上げたい実行委員会側では,お琴コンテストに代わって,この市村鉄之助役をコンテストで選ぼうと考えたのである.
   


9.大応援団結成?

 この市村鉄之助コンテスト,なにせ名前が長いためか,私の周辺では鉄ちゃんコンテストとか鉄コンという略称で呼ばれていた.そしてこのコンテストに第10回以来の仲間であるそうちゃん(先日のコンテストでも活躍していたへこみ隊長とは高校からの付き合い)が参加するらしいということで,にわかに周辺がにぎやかになってきたのである.
 当初彼女は例年通りの感覚(応募者多数の場合は抽選で決定)で応募したのだが,急きょコンテスト開催ということで驚いてしまい,一度はやめようと思ったそうである.しかし,応募者の中で同じように考えた人が多かったらしく,実行委員会の方から「このままみんなが辞退してしまうと,企画倒れになってしまいますから,ぜひ出てください」という感じになって結局参加を決意したとのこと.以来へこみ隊長と二人三脚でコンテストに向けた準備を開始したようだった.
 そして4月29日のコンテスト終了後,控室の廊下で私とへこみ隊長が立ち話をしていた時にこの鉄コンの話題になり,せっかくだからみんなでお揃いのTシャツでも着て,そうちゃんを応援したら楽しいんじゃないかという話で盛り上がった.こうして急きょ応援団が結成されることになったのである.
   


10.鉄コン前夜祭

 そうこうしているうちに5月7日の金曜日を迎えた.鉄コンの前日である.この日は大阪組の副チョウさんと松チュウさんが夕方日野入りするということで,迎えに出るへこみ隊長共々前夜祭(パレード基準なら前々夜祭)をやろうという計画である.自分自身も夕方までに気合で仕事を片づけ日野に向かい,高不動駅で無事に合流した.
 そのまま駅前の居酒屋で宴会となった.当初は明日の鉄コンの応援の打合せという触れ込みだったのだが,途中で話がどんどん脱線してしまい,気が付いたら仲間内で海援隊を結成したら誰がどの役をやるかなんていう,鉄コンと全然関係ない話で盛り上がっていた(笑).

これから前夜祭!
 
 
 結局夜中の2時近く(ようするに閉店時間)まで飲み続け,ホテルに入って爆睡したのだった(この日は立川のホテル).  


11.土方歳三資料館にて

 そうして夜が明けて鉄コンの朝がきた.外は快晴,絶好のお祭り日和である.が,自分はというと… 具合が悪い ((+_+)),どうみても二日酔いだ(笑).吐きそうな気分を抱えながらまずはシャワーを浴びる。昨夜は夜遅くまで飲んでいたため部屋に戻ると同時に寝てしまったからだ。水を浴びたら少しは悪心も落ち着いたようだ。具合の悪さもあってこの日の活動開始は11時過ぎ、昨夜一緒だった副チョウさんたちと待ち合わせてまず向かったのは土方歳三資料館、新選組愛好家にとっては定番の資料館だが、実は重要品を展示している期間はかなり少なく、ひのパレの土日に限られていたりする品もあったりする。ただパレードに参加すると日曜日の見学は無理だし、昨年までは土曜日はコンテストになっていたので、こっちも難しかった。なので実は私もじっくりと資料を見ることができる機会は初めてだったりした(もっともそんな貴重な機会が二日酔いというのも悲しいが 笑)。
 この日の資料館はさすが大勢の見学者でごった返していた。館長さんのほか、いかにも愛好者という感じのアルバイト(ボランティア?)さんが複数いて見学者をさばいていた。
 敷地に入るとまずは大きな矢竹が目に入る。これは土方歳三が若いころに植えたというものである。茎の細さのわりに葉っぱが大きいのが特徴で、その名の通り矢の原料とされていたものである。歳三がこれを植えたのがいつなのかはわからないが、150年は経っているはずなので、いろいろな歴史を見てきたんだろうなと眺めていた。
 そんな感慨に浸っていたら、「皇帝さんですか?」と呼ばわる声が… 見ると若い女の人が。「(誰だっけ?)」と思っていたら、「いおりです」とのこと。そうだったYahooブログの方でお世話になっている方でした。そういえば今年はひのパレに来たいと言ってたなと思い出したのだった。副チョウさんには「さすが先生、顔が広いですね」と言われたが、彼女が実は長州人だということは内緒にしておきました(笑)。
 庭の見学の後は建物の中へ。市村鉄之助が佐藤彦五郎に届けたという有名な写真のほか、歳三の愛刀兼定の刀身が展示されていた。この兼定の兼定の公開が年に一度このひのパレ期間なのである。真剣の放つすごい光に圧倒されたビザンチン皇帝だった。
   

歳三像の前で

庭の矢竹

石田散薬も
   


12.いよいよ鉄コン

 資料館の見学を終えるとちょうどお昼、食事の時間だが、副チョウさんたちが私が具合悪いことに気を遣ってくれたため、この日は高幡不動駅のうどん屋さんになった(手延べうどんの水山さん)。二日酔いで当然朝食抜きだったため、さっぱりうどんでカロリーを補給し午後に備えたのだった。
 その後はバスで日野市中央公園に移動する。ここの野外ステージが鉄コンの会場である。近年は隊士コンテストが高幡不動損会場になっているが、かつてはここが会場だったなぁとまたまた感慨に浸った。
 見渡すとすでにたくさんの人が来ている。コンテスト開始はもうすぐだ。へこみ隊長がピンクのTシャツを取り出し一同それに着替える。ちょうどそのタイミングでひのパレ仲間であるたけるさんが偶然通りかかったため、急遽彼も仲間入りした(させた?)のだった。
 

応援団長はへこみ隊長
(写真 風雅さん提供)

ピンクの応援団
(写真 風雅さん提供)

開始を待ちます
(写真 風雅さん提供)
   


13.鉄コン本番

 時間になりいよいよコンテスト開始、今回の参加者は5名、みんな女性である。それぞれが熱いパフォーマンスを繰り広げる。参加者にはひのパレ仲間のMIHOさんも参加していたので個人的にはこちらも応援していた(MIHOさんはトランペットで大河新選組!のテーマを吹いていた)。また昨年ミスター土方をやられた方も参加していた。そんな人々のパフォーマンスの後、さあ我らがそうちゃんが大トリで登場! この日のためにへこみ隊長と二人三脚で準備してきたネタを披露する。それは他の参加者の熱いパフォーマンスとは一風変わった、ユルいパフォーマンス、歳三から託を受けた鉄之助が函館から日野まで、道中の名物や旨いものなどを紹介しながら走るというものだった。これには観客一同大いに感動、特別審査委員の俳優・市瀬秀和さんも、「いや、最高です!」と唸るほど完璧な出来であった。一方で我々は「そうちゃ〜ん!」とピンクのTシャツにポンポンを振りながら声援を送ったのである(いい年したおっさんたちの応援、さぞキモかったろうな 笑)。
 そして審査が行われ、我らがそうちゃんが晴れて、優勝し明日の市村鉄之助役をゲットしたのでした(決まった瞬間の我々のはしゃぎ様もすごかったろうな)。会場ではその後、先日の隊士コンテスト入賞者によるパフォーマンスも行われ、いよいよお祭りという雰囲気が盛り上がってきた。さあ、明日はいよいよパレード本番である(というかここまでが熱すぎて、今年はもうこの段階で半分燃え尽きたという噂も)。

コンテストの始まりを告げるMさん

パフォーマンスの開始

みんな熱い!
 

見事トランペットを吹き終えたMIHOさん

我らがそうちゃんのパフォーマンス

明日の隊長たち
 



隊士コンテスト編に戻る パレード編へ続く

 

 トップページに戻る   幕末トップに戻る